アドセンス審査に落ちた原因チェックリスト|原因探しで止まらず次に直すこと
アドセンス審査に落ちると、どうしても「何が原因だったんだろう」と考え込んでしまいます。僕もそうでした。
僕はアドセンス審査に1年くらい落ち続けました。そのたびに検索して、合格した人の記事を読んで、NG例を調べて、ポリシーを見直して、サイト設計もいじりました。でも、やればやるほどだんだん分からなくなっていったんですよね。
そこでたどり着いた考え方が、原因探しだけで止まりすぎるより、直せるところを直して、記事を1本でも増やして、また再申請するです。
この記事では、その考え方をベースに「落ちた原因のチェックリスト」「落ちた後の再申請手順」「審査前にやらない方がいいNG行動」を1本にまとめました。
先に補足しておくと、僕は「AI記事だから審査に落ちる」とは考えていません。実際に、完全AIで書いた記事で構成したサイトでも、アドセンス審査に合格した経験があります。なので、AIっぽさを必要以上に怖がるより、ユーザーファーストで読者の疑問に答えているかを見たほうが大事です。
結論|落ちた原因は1つとは限らない。だから順番に潰して再申請する
アドセンス審査に落ちた時、原因をひとつに決めつけたくなります。
「記事数が少ないから?」「AIで書いたから?」「プライバシーポリシーが弱いから?」「無料ブログだから?」みたいに、いろいろ考えてしまうんですよね。
ただ、実際には 複数の小さな弱点が重なっている ことも多いです。しかもGoogleは、落ちた理由をものすごく細かく教えてくれるわけではありません。なので、ひとつの原因に固執するより、チェックリストで淡々と潰していくのが一番現実的です。
大事なのは、同じ状態のまま何度も再申請しないことです。何かしら改善してから出す。これだけでも、かなり前向きな再申請になります。
僕が1年落ち続けてたどり着いた考え方
落ちると、だいたい次のような推測が始まります。
- この記事が薄かったのかな
- カテゴリが悪かったのかな
- 画像が足りなかったのかな
- テーマが悪かったのかな
- 広告が原因かな
- AI記事っぽかったのかな
もちろん、明らかに足りない部分は直すべきです。ただ、ここが沼の入口でもあります。最低限を整えた後に、何日も何週間も原因探しだけをしているなら、その時間で1記事追加した方が前に進むことも多いと思っています。
無難に作っても落ちる。NGっぽくても通ることがある
僕が一番厄介だと思ったのはここです。
一般的には「お金系のジャンルは厳しい」と言われがちですが、僕の友人で、お金系のブログで普通にアドセンス審査に通った人がいます。逆に、かなり無難なジャンルで、ちゃんと整えて作っているのに落ちることもあります。
僕自身も、さんざん審査に落ちて半分あきらめていた雑記ブログがありました。ジャンルも幅広く、別の広告も普通に貼っていた状態です。一般的な審査対策だけで見ると厳しそうなブログでしたが、たまに審査に出していたら、ある日突然通りました。
だからこそ、「このジャンルだから絶対ダメ」「AIだから絶対ダメ」「広告があるから絶対ダメ」と決めつけすぎるのも違うと思っています。アドセンス審査は、攻略ゲームというより、ある意味ではガチャに近い部分もあります。最低限の準備は必要ですが、完璧にしたら必ず通るわけでもありません。
今の僕の結論は「落ちたら、最低限を直して、1記事足して、また出す」です。
「適当にやればいい」という意味ではありません。最低限の準備はきちんとやる。そのうえで、原因探しだけで止まり続けないことが大事です。
まず不合格メールと公式要件を確認する
最初に、AdSenseから届いたメールや、AdSense管理画面のサイト状態を確認します。
AdSense管理画面のサイト状態を見る
表示された理由をメモする
ポリシー関連なら公式ヘルプを確認
このあとのチェック1〜10へ進む
ただし、不合格理由はかなりざっくりしていることも多いです。メールだけで原因を完全に特定しようとすると疲れるので、メールはヒントとして見て、サイト全体のチェックに進みましょう。
Google AdSense公式ヘルプでは、サイトに必要な要素として、ざっくり次のような観点が示されています。
- 関連性の高い独自コンテンツがあるか
- ユーザーの利便性を重視したページか
- 操作が簡単で分かりやすいナビゲーションがあるか
- 高品質でオリジナルなコンテンツか
- AdSenseプログラムポリシーに準拠しているか
- 18歳以上などの資格要件を満たしているか
つまり、見るべきなのは単に「記事数」だけではありません。記事・導線・信頼性・ポリシー・独自性をまとめて確認する必要があります。
チェック1|独自性が弱くなっていないか
一番見直したいのがここです。
特にAIを使って記事を書いている場合、文章の形は整っていても、どこかで見たような一般論だけになりやすいです。これだと、読者から見てもGoogleから見ても「このサイトを読む理由」が弱くなります。
独自性を足すポイント
- 自分が実際に迷ったこと・失敗したこと
- なぜその判断をしたのか
- 比較表やチェックリスト
- 初心者に先に伝えたい注意点
- 公式情報を読んだうえでの解釈
- 読者が次に何をすればいいか
チェック2|必須ページが足りているか
アドセンス審査前に、最低限用意しておきたいページがあります。ここは直しやすいので、落ちた後は最初に見直すのがおすすめです。
| ページ | 見直しポイント | 修正例 |
|---|---|---|
| プライバシーポリシー | 広告、アクセス解析、免責事項、著作権、お問い合わせ先があるか | 内容を補足し、メニューやサイドバーに置く |
| お問い合わせ | フォームが動くか、連絡先が分かるか | Googleフォームなどを設置する |
| 運営者情報 | 誰が何の目的で運営しているか分かるか | 経験・発信テーマ・問い合わせ導線を追加 |
| 広告ポリシー | 広告やアフィリエイトの扱いを説明しているか | 広告を掲載する場合の方針を書いておく |
| サイトマップ | 主要記事に移動しやすいか | カテゴリ別に記事リンクを整理する |
これらは審査のためだけではなく、読者の安心感にもつながります。固定ページがないと、読者にとってもGoogleにとっても「誰が運営しているサイトなのか」が分かりにくくなります。
チェック3|ナビゲーションが分かりにくくないか
AdSense公式ヘルプでは、分かりやすいナビゲーションも重要なポイントとして説明されています。単にメニューがあるかどうかではなく、読者が迷わず必要なページにたどり着けるかです。
記事ページから関連記事へ行ける
プライバシーポリシーへ行ける
お問い合わせへ行ける
運営者情報へ行ける
特に無料ブログの場合、固定ページの作り方が独特なので、必須ページを作っただけで満足しないようにしてください。はてなブログ・ライブドアブログでの作り方は、別記事でまとめています。
チェック4|トップページとカテゴリが散らかっていないか
審査用サイトでは、トップページを見た時に「何のサイトか」が分かることも大事です。
カテゴリを増やしすぎると、1カテゴリに1記事しかない状態になりやすく、サイト全体が散らかって薄く見えます。関係ない日記が混ざっていると、サイトの目的もぼやけます。
おすすめの整理方法
- カテゴリは最初2〜4つくらいに絞る
- 審査用テーマと関係ない記事は下書きに戻す
- まず読む記事をトップやサイドバーに置く
- 同じ悩みの記事同士を内部リンクする
僕自身、カテゴリ設計はかなり苦手です(笑)なので、ChatGPTにURLを見てもらって、カテゴリ名や内部リンク案を相談するのもアリだと思っています。
チェック5|記事数だけを見ていないか
「何記事あれば受かりますか?」という悩みは多いです。
ただ、ここも僕は 記事数だけで考えない方がいい と思っています。10記事あっても全部薄ければ弱いですし、少なめでも1記事ごとの完成度が高ければ見え方は変わります。
記事数より見たいところ
- 1記事1テーマで書けているか
- 検索した人の悩みに答えているか
- 見出しだけで流れが分かるか
- 内部リンクで関連記事へつながっているか
チェック6|AI記事が読者の役に立つ内容になっているか
AIで下書きを作るのはかなり効率的です。僕もAIは使います。
ただ、AIの文章は無難にまとまりやすいので、読者が「で、結局どうすればいいの?」と迷うことがあります。また、AIで作った文章をそのまま並べて放置するだけで、読者に役立つサイトになるわけではありません。
Google検索の公式ガイダンスでも、AI生成コンテンツそのものを一律で禁止しているわけではなく、重要なのは「人の役に立つ高品質なコンテンツかどうか」という方向で説明されています。
| AIっぽく見える例 | 改善の方向 |
|---|---|
| 一般論だけで終わっている | 自分の失敗談・判断理由・具体例を入れる |
| 結論がぼんやりしている | 「僕ならこうする」と判断を書く |
| どの記事も同じ口調 | 読者に話しかけるように整える |
| 公式情報の引用だけ | 公式情報を読んだうえで、初心者向けに噛み砕く |
タイトル、見出し、本文の具体性、画像、内部リンク、固定ページとのつながり。ここを人の目で整えることで、AI記事でもかなり読みやすくなります。大事なのは、AIで書いたかどうかより、読者の悩みに答えているかです。
チェック7|本文より広告や誘導が目立っていないか
審査前のサイトで避けたいのは、本文より広告や誘導が目立っている状態です。
アフィリエイトリンク、メルマガ誘導、外部リンクが悪いわけではありません。絶対にゼロでないとダメとも言い切れません。ただ、記事の主役はあくまで本文なので、審査前は控えめにしておくのが無難です。
広告リンクを置くなら、先に本文を強くする。読者が「このリンクは記事の流れとして自然だな」と感じる場所にだけ置きましょう。
チェック8|画像とポリシー的に危ない内容がないか
AdSenseはプログラムポリシーへの準拠も必要です。審査前に、禁止・制限されやすい内容が混ざっていないか確認しましょう。
- ネットで拾った画像・他人のスクショを使っていないか
- 他サイトの文章をそのまま使っていないか
- 過度に攻撃的・差別的な表現がないか
- 誤解を招くクリック誘導をしていないか
- 医療・金融・法律系で断定しすぎていないか
- 過剰なポップアップや閉じにくい表示がないか
画像は権利と規約を確認する
既存キャラに寄せたAI画像なども、審査前には避けたほうが安全です。画像を入れるなら、自作画像、商用利用OKの素材、自分で撮った写真、または規約を確認したAI画像を使いましょう。無料の画像生成ツールでも、商用利用不可のものがあります。
テーマは最初から攻めすぎない
アダルト、暴力、違法行為、危険行為、薬機法や金融系の誇大表現など、ポリシー面で不安があるテーマは慎重に扱ったほうがいいです。ジャンルによって絶対に通らないとは言い切れませんが、初心者が最初から攻めたテーマで勝負する必要はありません。
自分で広告をクリックする・クリックを促すのはNG
これは審査後も含めて、絶対にやってはいけないことです。AdSenseプログラムポリシーでは、自分の広告をクリックしたり、表示回数やクリック数を作為的に増やしたりする行為は禁止されています。「広告をクリックしてください」「応援お願いします」のような表現も避けましょう。
ここは「たぶん大丈夫」で進めるより、公式ポリシーを一度見ておくのが安全です。
チェック9|Search Consoleとインデックスの状態
再申請前に、Search Consoleも確認しておきましょう。
- トップページが登録されているか
- 主要記事がインデックスされているか
- サイトマップが送信済みか
- 重大なエラーが出ていないか
- 修正した記事をURL検査したか
- スマホ表示で問題がないか
ただ、インデックスだけにこだわりすぎる必要はないと思っています。僕自身、インデックスされていない記事がたくさんあった状態でも、アドセンス審査に通ったことがあるからです。インデックスされない=即アウト、ではありません。できる基本対策をやったら、次に進みましょう。
チェック10|AdSenseコードが外れていないか
意外と見落としがちなのが、AdSenseコードです。テーマ変更、テンプレート編集、プラグイン変更などで、コードが消えてしまうことがあります。
- トップページにコードが入っている
- 記事ページにもコードが入っている
- コードを改変していない
- キャッシュ削除後も反映されている
AdSense側でコード確認ができない場合、貼る場所が違う、キャッシュが残っている、URLが違うなどの可能性があります。
落ちた後の再申請手順|「直す」と「足す」をセットでやる
チェックで弱いところが見えたら、次の順番で進めます。
チェック2〜4の内容です。一番直しやすいところから手をつけます。
冒頭に結論を置く、H2/H3を整理する、体験談を足す、関連記事や必須ページへの内部リンクを足す。リライトしたら、Search ConsoleでURL検査をして、必要ならインデックス登録リクエストもしておきます。
読者が審査前に迷うこと、自分が過去につまずいたこと、必須ページの作り方、AI記事の直し方など。サイト全体の厚みが増えます。
チェック9〜10の内容です。
淡々と繰り返します。落ちたことは失敗ではなく、途中経過です。
僕は、落ちた原因を完璧に当てにいくより、落ちる可能性がありそうな場所を減らして、前に進む方が現実的だと思っています。
再申請のタイミングはいつがいい?
明確に「何日空ければいい」という話ではなく、改善が終わってから再申請が基本です。何も直していないのにすぐ出し直しても、同じ結果になりやすいです。逆に、必須ページや導線、記事品質を直して、新規記事も足したなら、次に進んでいいと思います。
やってはいけない再申請
- 何も直さずに即再申請する
- 不安で必須ページのURLを何度も変える
- テーマやデザインを大きく変え続ける
- AI記事を大量に未修正で追加する
- 著作権的に怪しい画像を使い続ける
- 審査コードを外したまま申請する
焦っていろいろ触りすぎると、逆にサイトの状態が不安定になります。直す場所を決めて、順番に進めましょう。
補足|同じ月に再審査上限が出た時に僕が試したこと
これは僕の経験ベースの補足ですが、同じ月に同じサイトを何度か再審査に出していると、上限のような表示が出て、しばらく再審査に出せなくなることがあります。
この時、僕が試して改善したことがあります。
対象サイトを間違えないように確認してから操作します。
サイトURLを入力し直し、必要に応じてAdSenseコードも確認します。
僕の場合は、この流れで再審査に進めるようになりました。
ただし、これは何も直さずに審査を連打するための方法ではありません。サイトを削除・再登録する操作なので、対象URLやコード設置を間違えると余計にややこしくなります。
注意:まずは必須ページ、記事品質、導線、AdSenseコードの設置をきちんと直してから試してください。僕なら、修正が終わっていて「もう出せる状態なのに、上限表示で進めない」という時の最終手段として考えます。
再申請前の最終チェックリスト
| 確認項目 | OKの目安 |
|---|---|
| 独自性 | 自分の体験・考え・判断理由が入っている |
| 必須ページ | プライバシーポリシー・お問い合わせ・運営者情報が見える場所にある |
| 導線 | トップ・カテゴリ・関連記事・サイトマップがつながっている |
| カテゴリ | 増えすぎず、審査用テーマと関係ない記事が混ざっていない |
| 記事品質 | 読者の悩みに具体的に答えている |
| AI感 | AI丸投げ感がなく、経験や判断が足されている |
| 広告・リンク | 本文より広告リンクが目立っていない。クリックを促す表現がない |
| 画像 | 著作権・規約的に安全な画像を使っている |
| ポリシー | 禁止コンテンツ、刺激の強すぎるテーマ、操作を邪魔する表示がない |
| Search Console | 所有権確認、サイトマップ送信、URL検査が済んでいる |
| AdSenseコード | 審査コードがサイトに設置されている |
| スマホ表示 | 文字・画像・ボタンが見やすい |
よくある質問
アドセンス審査で疲弊している人へ
もし今、「何回も落ちている」「何を直せばいいか分からない」「検索しすぎて逆に迷っている」という状態なら、一人で抱え込まなくて大丈夫です。
僕は、アドセンス審査に向けて淡々と記事を作って、審査に出し続けるためのサポート場所として、LINEのオープンチャットを運営しています。
参加特典は現在作成中ですが、完成次第、アドセンス審査向けの記事作成ツール、画像作成プロンプト、固定ページ作成サポート、サイト導線チェックなどを順次配布していく予定です。
アドセンス審査で止まっている人は、気軽に覗いてみてください。
まとめ|落ちても終わりじゃない。直して、足して、また出す
アドセンス審査に落ちると、かなりへこみますし、原因を探したくなります。
でも、僕の結論はシンプルです。原因探しで止まりすぎず、直せるところを直して、読者の役に立つ記事を足して、また出す。
不合格メールを確認する。必須ページと導線を直す。薄い記事をリライトする。新規記事を1本足す。Search ConsoleとAdSenseコードを確認する。そして再申請する。
何回落ちても、淡々と続けた人が最後に通ることも普通にあります。落ちたことは失敗ではなく、途中経過です。積み上げた記事と改善は、審査だけでなく、その後のブログ運営にも残ります。
申請前の手順は、審査直前ガイドにまとめています。
参考:Google AdSense サイトのページ要件 / Google AdSense 資格要件 / Google AdSense プログラムポリシー / Googleパブリッシャー向けポリシー / Google検索のスパムに関するポリシー / Google検索におけるAI生成コンテンツのガイダンス