「フードデリバリーはもう稼げない」「Uber Eatsはオワコン」みたいな声、SNSで毎年のように見かけます。

僕は今年で7年目の配達員ですが、正直に言うと、稼げない時期があるのは本当です。だけど、それをもって「完全に終わった」と決めつけるのは、ちょっと早いかなと思っています。

結論オワコンというより、稼ぎ方の雑さが通用しにくくなった
原因閑散期・配達員増加・エリア選び・待ち方で差が出る
対策繁忙期に寄せて、閑散期は無理に追いすぎない

この記事では、フードデリバリーが本当にオワコンなのか、稼げない時期にどう立ち回るべきかを、配達員目線でかなり現実寄りにまとめます。

結論:フードデリバリーはオワコンではないけど、昔より雑には稼げない

まず結論から言うと、フードデリバリーは完全なオワコンではありません。ただし、昔のように「とりあえずオンラインにして走ればそれなりに稼げる」という感覚だけだと、かなり厳しくなっていると思います。

特にUber Eatsは、エリア、時間帯、天気、イベント、配達員の数、受け方、キャンセルの仕方などで体感がかなり変わります。さらに最近は、応答率やキャンセル率、ランク制度のような要素も無視できなくなってきました。

今のフードデリバリーで大事なのは、「鳴らない時間に根性で粘ること」ではなく、「鳴りやすい条件に寄せること」です。

注文が少ない日に無理やり長時間待っても、精神的に疲れるだけの日もあります。僕はそういう日は、さっさと切り替えて別の作業をするほうが有意義だと思っています。

なぜ「フードデリバリーは稼げない」と言われるのか

稼げないと言われる理由は、ひとつではありません。競合記事でもよく取り上げられているのは、報酬単価、配達員の増加、注文数の波、待機場所のズレです。ここに、実際に稼働している人ならではのメンタル面も絡んできます。

原因 起きやすい状況 見直すポイント
閑散期 2月、5月、連休明け、給料日前など 無理に追わず、稼働時間を絞る
配達員が多い 駅前、繁華街、人気チェーン周辺 店の近くでも配達員が多すぎない場所へずらす
時間帯が悪い 15時から17時など中途半端な時間 昼ピーク・夜ピーク・雨の日に寄せる
待機場所が悪い 注文が出る店から遠い、住宅地すぎる 注文が出る店の近くで待つ
受け方が雑 何でも受ける、遠すぎる案件を取る 距離・店待ち・配達先を見て判断する

閑散期なのに、繁忙期と同じ感覚で稼ごうとしている

これ、かなり多いと思います。そもそも注文が少ない時期に、繁忙期と同じ売上を出そうとすると、かなりしんどいです。

注文が鳴らないものは、配達員がどう頑張っても鳴りません。もちろん、効率よく稼ぐための立ち回りや、アプリの傾向を読むテクニックはあります。ですが、そもそもの注文数が渋い日は、どうしようもない部分があるんです。

配達員が増えて、待っているだけでは取りにくくなった

駅前や商業施設の前に配達員が集まりすぎると、注文が多いエリアでも鳴りにくく感じることがあります。店が多い場所にいるだけではなく、配達員が多すぎない場所を探すのも大事です。

「稼げない日」に長く粘りすぎて疲弊している

僕の持論ですが、稼げない日に長時間粘りすぎるのは、かなり危険です。売上が伸びないだけならまだしも、焦って雑な運転になったり、無理な案件を取ったり、メンタルが削られたりします。

7年目配達員の本音:毎年「オワコン説」は出る

僕は今年で7年目の配達員ですが、毎年、風物詩のように「稼げない」「フードデリバリーはオワコンだ」と騒ぎ出す人がSNSに出てきます。

もちろん気持ちはわかります。鳴らない時間が続くと不安になるし、同じ時間を使って売上が下がると、文句を言いたくなるのも自然です。

ただ、僕から見ると、閑散期なのに無理に稼ごうとしすぎている人も多いです。注文が渋い時期に、繁忙期の売上を基準にしてしまうと、どうしても苦しくなります。

質問する読者アイコン
鳴らない日は、ずっとオンラインにして待ったほうがいいんですか?
回答するイロドリアイコン
待つ価値がある場所と時間ならアリです。でも、明らかに渋い日は切り替えたほうがいいです。鳴らない時間を全部根性で埋めようとすると、かなり消耗します。

繁忙期に稼いで、閑散期は乗り切るという考え方

僕の考え方はシンプルで、繁忙期に効率よくガッツリ稼いで、閑散期は無理に追いすぎないです。

フードデリバリーは、波があります。雨の日、猛暑、寒波、週末、給料日後、イベント日などは強い。一方で、気候が良くて外食もしやすい時期や、給料日前、連休明けなどは渋くなりやすいです。

稼働リズムの考え方

  • 雨・猛暑・寒波・週末は稼働優先
  • 平日の中途半端な時間は無理に追わない
  • 閑散期は売上目標を下げて消耗を防ぐ
  • 繁忙期に備えて車両・装備・体調を整える

専業一本はあまりおすすめしない理由

ここはかなり本音で書きますが、フードデリバリーをいきなり専業一本でやることは、個人的にはあまりおすすめしません。

理由はシンプルで、かなり不安定な仕事だからです。繁忙期はガッツリ稼げる日もありますが、閑散期は本当にしんどいです。長年やってきている僕でも、毎年「今年もこの時期きついな」と感じます。

特に新人配達員さんが閑散期に始めてしまうと、たぶん想像以上に稼げなくて、続かない人も多いと思います。基本、注文が鳴らないんですもん。これは気合いでどうにかなる話ではありません。

専業で一番怖いのは、収入が不安定なことだけではありません。
この仕事だけを長年続けて、他のスキルや収入源をまったく作ってこなかった場合、万が一プラットフォーム側の方針変更や撤退があった時に、一気に身動きが取りづらくなることです。

ベテランが続けられているのは、立ち回りを知っているから

ベテラン組が長く続けられているのは、単純に根性があるからではなく、鳴りやすい時期、エリア、時間帯、休むタイミング、別の収入との組み合わせ方をそれなりに知っているからです。

逆に言うと、何も知らないまま専業で突っ込むと、閑散期にかなりメンタルを削られます。売上が安定しないうえに、時間だけが過ぎていく感覚になるので、これはけっこうしんどいです。

「楽だから専業」は危ない

フードデリバリーは、人間関係のストレスが少なく、自分のペースで働きやすい仕事です。そこは大きな魅力です。

ただ、その楽さだけに寄りかかって、長年この仕事しかしてこなかった場合、かなり危険だと思っています。年齢を重ねるほど再就職もしづらくなりますし、スキルがない状態で急に別の仕事へ移るのは簡単ではありません。

だからこそ、フードデリバリーを続けるなら、同時に別の収入の柱を作っておくことを強くおすすめします。

一番安定するのは、会社員を続けながら副業で取り組む形

個人的に一番おすすめなのは、普通に会社に勤めながら、副業としてフードデリバリーやネット副業に取り組む形です。

会社員の強みは、やっぱり社会保険に入れることです。これはかなり大きいです。さらに税制面でも、給与所得控除があるので、個人事業一本でやるよりも有利になりやすい部分があります。

つまり、会社員として生活の土台を作りながら、空いた時間で配達や副業に取り組む。この形が、収入面でも精神面でもかなり安定しやすいと思っています。

もちろん、僕みたいに「どうしても会社勤めが合わない」「一人でやっていきたい」という人もいると思います。そういう人は、専業で動きつつも、ただ配達だけを続けるのではなく、ブログ、発信、マーケティング、ライティング、会計管理など、自分で稼ぐためのスキルを身につける行動を必ず並行してやったほうがいいです。

副業で「ゼロから1」を作っておく

僕自身も、配達だけに頼り切るのではなく、ブログやネットビジネスなど、別の収入源を作るようにしてきました。最初は小さくても、自分で稼ぐ経験をひとつ作っておくと、精神的な安心感がかなり変わります。

配達の待ち時間や閑散期を、ただ消耗する時間にするのではなく、次の収入の種を育てる時間にする。これが、長く生き残るためにはかなり大事だと思っています。

副業でゼロから1を作りたい方向けに、僕のメルマガも用意しています。

フードデリバリーだけに依存せず、自分で稼ぐ柱を作っていきたい方は、よかったらこちらも覗いてみてください。相談もお気軽にどうぞ。

稼げない日に僕がやっている切り替え方

僕はネットビジネスもいろいろやっているので、常にノートPCを持ち歩いています。暇になったらカフェで作業したり、稼働中に見つけた気になるお店に行ってみたり、食べ歩きの趣味に動いてみたりしています。

これ、かなり大事です。鳴らない時間をただイライラして待つだけだと、時間もメンタルも削られます。でも、別の作業や楽しみに切り替えられると、同じ待ち時間でも意味が変わります。

閑散期におすすめの切り替え先

  • 短期アルバイトを入れて収入の下支えを作る
  • ブログ、SNS、note、動画などの副業を進める
  • 確定申告や経費整理を先に片づける
  • 装備や車両のメンテナンスをする

稼げない時期でも売上を落としにくくする立ち回り

閑散期は無理に追いすぎないほうがいいとはいえ、少しでも売上を落としにくくする工夫はあります。

ピーク時間だけ狙う
昼と夜のピークに絞るだけでも、無駄な待機時間を減らしやすくなります。
雨の日・悪天候を取りに行く
事故リスクは上がりますが、装備を整えて安全に走れるなら注文が増えやすいタイミングです。
複数アプリを検討する
Uber Eatsだけに依存しすぎると、鳴らない日の逃げ道が減ります。出前館など、地域に合う選択肢を確認しましょう。
現金対応は無理のない範囲で
エリアによっては案件の幅が広がることがあります。ただし、お釣り管理やトラブル対応が増えるので、慣れてからでOKです。

初心者は「稼ぐ前の準備」で差がつく

初心者の方は、いきなり売上だけを追うより、まず準備を整えたほうが安定します。バッグ、スマホホルダー、モバイルバッテリー、雨具、保険、車両メンテナンス。この辺りが甘いと、稼げる日でもトラブルで止まりやすくなります。

まだ始める前の方は、登録手順や必要書類も先に確認しておきましょう。Uber Eats公式の案内では、配達方法ごとに必要書類や条件が変わります。

準備を整えてから始めると、初動でつまずきにくくなります。